2022年7月31日～8月1日、島根県出雲市の県立平田高等学校とのコラボレーションで、地域の魅力を再発見するワークショップを開催しました。冨永研院生13名と平田高等学校1・2年生24名で、高校の地域協働学習プログラムの一環として、小伊津町の魅力を再発見し、地域の未来を考えるという内容です。

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　前年度に冨永研が実施した巡回展「ぐるっと！小伊津展」の会場の一つが平田高校だったことがきっかけで、この企画が実現しました。

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　ワークショップのテーマは、「小伊津町の魅力を発信する海辺カフェを考えよう！」。漁港に実在する漁師小屋を活用した海辺カフェの提案をするため、1日目は6グループに分かれて集落内を散策。地元住民の方も案内に加わり、小伊津町の地形、歴史、生活の様子や建築物の特色を学びました。

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　また、小伊津集落の特徴でもある急斜面地に密集して立ち並ぶ住宅を訪れ、住居内の見学をしました。集落や建物を周りながら人々の暮らしや地域の課題など様々な話を聞くことで、カフェの企画を考えるための情報を集めました。その後は平田高校へ移動し、各自収集した情報をもとにグループワークを実施し、カフェのコンセプトをまとめました。

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​　2日目は、地域の魅力や想定される利用者などをシートにまとめながら、提案する漁師小屋カフェの模型制作を行いました。完成後は自治体や地域の方、参加した高校生・大学生全員で投票しました。ミニシアターや宿泊施設、子供向けの遊び場を備えたカフェなど、各グループが1日目に体感した課題を解決するために考えた提案は、いずれも地域の特色を活かしたアイデアが盛り込まれていました。