TomiLab
2018〜
小伊津プロジェクト
【集落パッチワーク-小伊津町-】
冨永研究室では2013年から継続的に日本の集落調査を行っています。調査してきた集落はいずれも、ある特殊な環境の元に成り立ち、長い年月を重ねて作り上げた建築・まちの形と生活様式が今も続いている集住体です。
島根県出雲市小伊津町の急斜面密集漁村集落は、集落の佇まいや生業を継承しつつも時代や状況に応じて近代化しており、集落の理想形とも言えます。
冨永研は2018年から2年間、15軒の住宅実測調査やヒアリング調査を行い、集落の構成や住居形態、また集落の特徴的な景観について地形/建築/住まい方の観点から分析・考察をしました。
これらの成果を一冊の報告書にまとめ、2020年には小伊津での報告会、2021年には島根県内を巡回する「ぐるっと!小伊津展」を開催しました。
さらに2022年には、島根県立平田高校からの声掛けで、冨永研と平田高校のコラボ企画「小伊津ワークショップ」が実現、2023年には現地の方のRe-actをまとめたZINE「集落パッチワーク」を制作・発信しました。
2024年には、これまでの冨永研の活動を聞きつけた東京在住・小伊津出身の方が、現地の空き家を提供してくださり、その実測調査と活用提案を行いました。同時に「小伊津を眺める木製家具」を制作、集落内に配置して、これらを起点としたスタンプラリーを開催し、集落外の方に小伊津の魅力を堪能してもらいました。
2025年には、小伊津のまちにちりばめられた謎を巡る「小伊津なぞ解きまち歩き」を実施しました。さらに石州瓦工業組合さんとのコラボで、提供して頂いた空き家を会場とした「瓦インスタレーション」を開催しました。
そして2026年から、小伊津プロジェクトは新しいフェーズに入ります。
現役学生と冨永研OBOGの協働により、数年の期間をかけて、空き家の改修による活動拠点づくりをスタートします。
小伊津と冨永研の関わりは、毎年一歩ずつ前進し続けています。






















